手づくりみらい教室 in 千葉市立登戸小学校
10月1日(水)千葉県技能士会主催の【手づくりみらい教室】が千葉市立登戸小学校で開催されました。
学校側が幾つかの職種の中から畳職種を希望して頂き、当組合から米井畳店(2名)が講師として担当しました。
午前7時半~会場準備。


会場準備完了後、今回児童の人数が多いという事で一緒に児童に作り方を教えるのを手伝って頂くため千葉県技能士会(職能協)の職員さん(2名)と6年生の担任の先生(2名)にミニ畳のコースターと畳の根付(キーホルダー)の作り方を説明しそれぞれ作って頂きました。
1時限目(8時25分)6年生71名(先生方含め75名)での手づくりみらい教室開始です。
まずは畳の講話。

畳の歴史、畳の構造(畳床・畳表・畳縁)、畳職人の道具などを紹介。
藁やイグサ、畳表を見てもらい次に畳床の重さの違いを知ってもらうため一人一人持ち上げる体験。
畳職人の道具である縫い針や待ち針を見てもらったり畳屋さんの使う単位(寸法)の違いなどを説明。
賑やかな中であっという間に1限目が終了。
2時限目は畳の根付(キーホルダー)とミニ畳のコースター作りです。
好きな柄の千代紙を選んでもらい、ちょっとした工作体験。

※今回も色々と写真を撮っているのですがなにぶん児童が多い為、どの写真にも多くの児童の顔が写ってしまい体験している写真などは割愛させて頂きます
10時終了にしなければならないはずが思いがけずコースター作りに手間取り(汗)
職能協職員さんや担任の先生の協力を得ながらも時間オーバー(申し訳ございません)
許可を得て直ぐに畳職人の手捌き(ちょっとした手縫い実演)を見てもらい、ものづくりの楽しさと仕事についてを伝えて終了。
校長先生はじめ担任の先生や職能協職員さんに陳謝しながらも大変喜んで頂きました。
このようなキャリア教育は素晴らしく子供達が体験を通して ものづくりの道(できたら職人さん)を将来の選択肢に入れてもらえたら嬉しいです。
千葉県技能士会連合会主催、千葉市立登戸小学校での【手づくりみらい教室】でした。