ものづくりマイスター魅力発信講座

千葉県職業能力開発協会主催による【ものづくりマイスター魅力発信講座】が開催されました。
まずは10月29日(水)千葉市立松ヶ丘中学校にて2年生161名が8職種、機械加工(金属研磨)造園(苔玉作り)建築板金(銅板レリーフ)表装(クロス貼り)鉄筋施工(鉄筋組立)和菓子(季節の練り切り)婦人子供服(サコッシュ)畳製作(畳の手提げ)それぞれの職種に分かれ挑戦です。
畳教室には16名(先生含む)が参加しました。

講師は一級技能士で畳ものづくりマイスターの4名が担当。
地元千葉市の㈲月川畳店と市川畳店、館山市の㈲オサダ、印西市の米井畳店です。

さすが中学2年生だけあり製作時間2時間のところ1時間10分ほどで皆完成!
残り時間で畳の講話をし、最後にちょっとした畳職人の手捌き(手縫い実演)を見てもらい終了。
日本では千葉県だけでしか体験できない畳の手提げ作り。
皆上手に作り上げとても喜んでもらいました。

続いて11月11日(火)市川市立中国分小学校6年生児童15名(先生含む)が畳の座布団づくりに挑戦です。
講師は一級技能士で畳ものづくりマイスターの㈱青山畳店と地元市川市の長谷川畳店の2名が担当しました。

畳職種は製作時間のほとんどを畳を縫う作業に費やします。
家庭科で習う布を縫う作業と違い畳を縫うのは硬く本当に大変なのです。
皆、時間内で上手に作り上げる事が出来ました。

この様なキャリア教育は素晴らしく普段経験する事のない体験を通し、ものづくりの楽しさと大変さ、そして作り上げた充実感を味わう事が出来ます。
子供達がこの体験を通して将来ものづくりの道に進んでくれたら嬉しいものです。
そんな千葉市立松ヶ丘中学校と市川市立中国分小学校での【ものづくりマイスター魅力発信講座】でした。

千葉県職業能力開発協会